まれに製品の中に毛のようなものが混じっていることがありますが、これは生肉に付着した牛や鶏の毛が固まったものです。牛や鶏の毛もたんぱく質でわんちゃんが食べても全く問題ありませんのでどうぞご安心ください。

なぜ毛が混ざるのか

食肉処理場で解体される肉には毛が付着している場合があります。当社では肉を直ちに冷凍して保管し、そのままの状態からミンチ状にして混ぜ合わせ加工します。その際、手作業で毛などの混入をチェックしておりますが、まれに混ざってしまう場合があります。

毛が混ざらないようにするには冷凍する前か調理前に解凍して水洗いすれば良いのですが、その作業を行うことによりヒスタミン値が上がったり雑菌が混入するなど食中毒の可能性も高まるので、あえて行っておりません。

製造方法についても当社では時間をかけ手作業で、低温でじっくり調理、乾燥させるようにしています。

大手をはじめ多くのフードメーカーが採用している、食材を短時間で一気に高温処理する製造方法を用いたり毛を溶かす薬剤を使用すれば、毛は完全に溶けて無くなり手間も省けますが、わんちゃんの健康を考えたとき食べても問題のない毛を全て取り除くことよりも、生肉の鮮度を最大限に保ち、動物性たんぱく質や脂質の酸化を防ぎ、ヒスタミンを極力生成させない、当社の今の製造工程がベストだと考えています。